レーザ・アークハイブリッド溶接システム

アルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の
高品質な異材接合を実現

特徴
- ●高強度な接合
- ・6000系アルミと鋼板の溶接において、アルミ母材で破断する接合強度を達成
- ●導入が容易
- ・アーク溶接を基とした異材接合技術であり、現状の溶接ライン設備が流用可能
- ●ランニングコストの低減
- ・接着剤などの異材接合法と比べ、工程時間が低減
- ・溶接材料は一般的な5000系アルミワイヤのため、他接合法に比べ特殊な材料も不要
適用範囲例
項目 | 仕様 |
母材 | ・溶融亜鉛めっき鋼板(GI材)と5000系アルミ(Al-Mg系合金) ・溶融亜鉛めっき鋼板(GI材)と6000系アルミ(Al-Mg-Si系合金) ・アルミ(展伸材)とアルミ(鋳物材) |
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シールドガス | 100%Ar |
溶接ワイヤ | A4043、A5356 (φ1.2mm) |
溶接姿勢 | 下向き |
継手形状 | 重ね隅肉継手 |
適用板厚 | 鋼板:1.5-2.0mmt アルミ合金:1.5-3.0mmt |
システム構成例
シンクロフィード溶接システム(ダイヘン製)
- 専用溶接電源
- ロボット(アルメガフレンドリーシリーズⅡ 高精度ロボットFD-A20)
レーザ発振器(古河電工製)
マルチモードファイバレーザ(FEC6000M)レーザ出力6kW
レーザ・アークハイブリッドトーチ
古河電工製ビームモード制御機能付きレーザヘッドと、
ダイヘン製シンクロフィード溶接用サーボプルトーチのハイブリッドトーチ
紹介動画
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